森の妖精と団長さん
5



「おかーさまー!!みてみてー!おっきーむし!」


「おれのほうがおっきーよ!」




キャッキャとはしゃぐ2人を見て、心がとても穏やかになる。



今日は天気が良かったから外でお茶することになった。


「みりーみて!うねうねしてるよ!!」


「こら!やめなさい!ミリーに落ちたらどうするの!」



怒られてしゅんとしたのは数秒で、兄に呼ばれて嬉しそうにかけて行く。


「もう!ごめんね、エマ!」


「楽しいので大丈夫ですよ。ライアンとルーカスが側にいるとミリーも楽しそうなので。」




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