旦那様からのI LOVE YOU「 雪菜偏」


するとエプロン姿の彼女が大夢と
見送りに出てきた。



「ん~クヤシイーッ!なに!!あの女 」
イライラしながら
 耐えきれず本当に耐えきれず
 大夢のお姉ちゃんに電話を掛けた。


「大夢の部屋に女が居る。」


《《なにい﹏〜待っとけ‼》》


お義姉ちゃんは私と大夢が付き
合ってる事を知ってるから飛んで
来てくれた。


昔、パシリに使われてたけど
お義姉ちゃんは大好き。

「もう一時間2人っきり、どおしょ
う。」そう言うと

「いい、もしの事があれば、
覚悟しなさい。
 我が弟ながら腹立つ!」

お義姉ちゃんは堂々と鍵を開け
頭から湯気出しながら
入って行った。

二人はベットにいた。大夢は飛び上
がり彼女は急に現れた2人の女を
見た途端まだ服は着てたけど、
慌てもしなかた。

「この女誰‼」
お義姉ちゃんは、回りくどいの
が嫌いなのでストレートに聞く‼

大夢は
il||li (ち、ちが、ちが、ちがう。) il||li

「大夢、だれ?」


慌てて離れたが、雪菜はしっかり
見てしまった。
大夢が彼女を後ろから抱いて
いた。

大ショック‼
꒪д꒪IIガーーーン

所詮初恋なんてこんなもんでしょう。
成就するわけがない。



「違う!違う!誤解だ、違う。」


大夢は、両手をバタバタさせながら
言い訳を叫んでいたが全部嘘にしか
聞こえない。

言い訳のオンパレードを並べて
無実印を、捺したがる。


今日は、阻止出来たが何時も見張
ってる訳もなく、二人はどんな
関係か分からない。


皆を先に帰して二人っきりな
わけです。
如何に鈍い雪菜でも、
事に及ぶ前を見れば‥OUT ーO


いやいや、ベッドに2人で居た
じてんで裏切りダワサ。

彼女は私達を見ると  「誰?」
と大夢に聞いたが大夢は、

「姉 と …」‥

「と?」
彼女は大夢を見上げて聞いた。


言いにくそうだったので雪菜が
口を開く。


「近所のものですよ‼、お義姉さん
何でも無いみたいだから帰り
ましょ。
   大夢タヒね!!。」

大夢は何もいわず下を向いていた。

「お義姉ちゃん行こう。」

お義姉ちゃんも頷いてバックを持ち
二人で部屋を出た。

お義姉ちゃんは私を心配して一人に

しなかったけど早く一人になりたかった。


ションボリするのは許して欲しい。

今日友達と映画に行くと嘘を突いて
しまったけど‥

お義姉ちゃんとカフェで朝ご飯を
タップリ食べて部屋に帰った。

取りあえず、やけ食い。

何もする気が起き無い。
だって大夢とは終わった。


何しょう。

何時もなら大夢の部屋でマッタリと
DVD見たり洗濯したり
ご飯作ったり、

何する?明日も何する?
空白になった毎日が今から始まる。








< 6 / 64 >

この作品をシェア

pagetop