未知の世界6

温泉


翌朝……




結局幸治さんは夜中まで患者さんの状態が安定しなくて、病院に泊まることになった。
目が覚めて携帯を見ると、



終わった



それだけ送られてきたメールを見て、病院へ行く準備。




幸治さんのカバンと自分のカバンを手にして、ちょうどいいバスに乗った。




毎朝通勤時と同じ時間のバス。
それでも今日はウキウキした気分。
化粧も服もバッチリ、オシャレして。





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