ナツマツリ
第四章

/そして結論、



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バタバタ、と。忙しなく家の中を走り回る。


「あれ、ナツ今日出掛けるんだっけ?」

「祭の打ち上げだよー!」


自分の気持ちに気付いたあたしは。今度こそ、恋に積極的に動こうと決めた。


だから、今日の打ち上げが終わったら侑に告白することを決意。


普段よりも念入りに施した化粧によって、随分と時間が削り取られてしまった。


「(間に合う、かな…!)」


お気に入りのピアスを耳に付け、行ってきます、と叫んだあたしは玄関から飛び出した。



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