星の手紙
警告
中学へ入学したころ、あたしは両親からある報告を受けた。


「急にこんな話をしたら混乱すると思うけど、真剣に聞いてほしい」


今まで見たことがないくらい真剣な眼差しの両親に、緊張した。


あたしとお姉ちゃんはテーブルの前で正座をしてジッと両親の話しに耳を傾けた。


「お前たち2人は神社で生まれたんだ」


「神社?」


あたしは瞬きを繰り返してそう聞き返した。


けれど隣に座っているお姉ちゃんは何も言わなかった。


「そう。お父さんとお母さんから生まれたワケじゃないんだ」


「何言ってるの? 人間は神社から生まれることはできないよ」


そう言って笑う。


「ねぇ、お姉ちゃん?」
< 32 / 104 >

この作品をシェア

pagetop