月杜物語
ありがとうございますー、サンドイッチさん。
あ。

あたしは高槻あゆみ。

学校に行きますよ。

「わーい。春だあ」とあたし。

月都の人工太陽が四季を作ります。

「で、ふむ。
お弁当はサンドイッチとな」と高城寺花蓮。

花蓮はお嬢様だ。

月の財閥系企業に勤めている。

ここは学校だ。
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