【愛する人のために、私は人も魔女も殺す。】




時は15世紀。

大英帝国に鐘の音が鳴り響く。
処刑の合図だ。


手首を縛られ首枷を嵌める魔女が鉄の処刑台に立ち、その瞬間人々は歓喜した。

この国が待ち望んだ魔女の死を。


後ろで結えた赤い髪を乱し、拷問の痕が窺える顔に、その女は笑みを浮かべていた。




「この名を忘れるな。アヴィスの魔女の名を……この国を破滅へと追いやった魔女の名だ」


何故魔女は破滅の道を選んだのか。
この都市の片隅で、語れることのない淡い恋のヒメゴトが一人の魔女を狂わせる。



アヴィスを求めた魔女は裁かれる。

愛した人の面影を探しながら魔女は目を閉じる。



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2020.4.19 END




前作【アヴィスの魔女】に繋がる
ストーリーになっております。

一読しておくとより物語の世界観が
わかるかと思います。


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