寄生虫と呪い
日常
夏休みも終わり、今日から学校。
私は正直もっと休んでいたかった。
「夢ー!おっはよー!」
いきなり、同じクラスで、親友の花が話しかけてきた。
「おはよう花。何だか今日はご機嫌だね。」
今日の花は何だかご機嫌だ。
「だってさー久しぶりの学校だよー、楽しみ!」
花は明るい性格で、クラスメートにも男女問わず人気だ。
友達も沢山いる。
久しぶりにクラスメートと会えるのだ、
花にとっては楽しみなんだろう。
しかし私は、クラスでも少し浮いていて、友達が少ない。
ずっと夏休みだったらいいのに。
そんな非現実的なことを考えては憂鬱な気分になる。
「ゆーめー!夢!」
花の声ではっと我に返る。もう学校に着いたようだ。
私たちの通う桜田学園は、生徒900人の大きな高校だ。
私、佐々木 夢は、学校が始まるのか…という最悪の気分の中、
1年A組のドアを開けた。
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