君等の遺した最後の手紙は。(仮)
部活動

期待と痛み


入学してからおよそ2週間が経った。
クラスでも少しずつ友達が出来始め、それなりに楽しめそうな情勢になってきた。

クラスのグループもだんだん出来始めて、私は、晴華ちゃん、愛桜依ちゃんたちと、その後できた友達と一緒にわいわいやっている。

伊藤綾花(いとう あやか)ちゃん、石原梨雛(いしはら りず)ちゃん、木村杏音(きむら ももね)ちゃん。それに私たちを合わせた6人。
多分このクラスの中でいちばん平和なグループではないかと予測できる。
基本、ほんわかした人たちの集合体だから安心感は高い。

休み時間、わいわい世間話したり、休日、一緒に近くのショッピングモールなんかに出掛けたりして楽しく過ごしていた。

そしてやっと今日、待ちに待った本格的に部活が始まる日。
仮入部期間などにはいったものの、軽い練習のみで、全然バドミントンしてる!って感じがない。

だけどついに本格的に練習することが出来る!
初めは基礎練でもいいから兎に角今より上手くなりたい。
華穂なんて…追い抜いてやるんだ。
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