2度目の忘れられない恋





「みお!!」


病室のドアが開いたと思ったら二人が飛びついてきた


「良かった…俺、本当に寝れなかったんだぞ…」


目に涙をためる祥吾と来太君の顔には隈があった


「…ごめんね、心配かけて、」


「謝るなよ、みおは何も悪くない。

俺も祥吾も父親のこと気づけなくてごめんな…」


「ううん、私が言わなかったのも悪いし…

ここに戻ってこれただけで、二人が来てくれただけで嬉しいからいいの」


二人の表情が少し和らいでくれて良かった


もっと一緒にいたい気持ちもあったけっど、
祥吾も来太くんも自分のすることがあるもんね

1時間ほどで二人は帰ってしまった


また明後日っ来てくれるんだって!

本当、私っていい人たちの中で暮らしてるよ。





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