男運のない女だと思っていたそれが··
告白
「元はさ気になる人いたんだけど」

「なんか色々話しててそんな事言われたりしたらさ、頭がごちゃごちゃになってさ、意識してたんだよね。」

「どっちが好きなのかって分からなくなってる(笑)」

「ならば。
こちらから質問
選ぶとすれば俺とヒロ、どちらを?」

「んー

「正直に」

正直にって言われても気になる人って聖夜だからなぁ

「選ぶとしたらどっちって言われたら選べないよ」

「だってね気になってる人って聖夜だもん…

まぁ愛莉の事そんな事思ってないって分かってるけど…」

「そうか…
なら仕方がないな…
次会った時に直接言おうと思っていたが…
俺は愛莉ともう一度付き合いたい。」

え、嘘?私今夢見てる?

なんって言えばいいのかな。

「え、嘘でしょ?」

「ウソだと思う?」

「この感じだと嘘じゃない見たいよね?」

「当たり前だ!」

「ですよね?」

「もし、許可してくれるなら次会う時に直接言い直すつもりだ!」

凄く嬉しいどうしよう。こんな事言われると

思ってなかったから凄く嬉しすぎてどうしよう

「もう頭がついてこない。(笑)」

「じゃあ、もう一度言う。
俺は愛莉のことが好きだ。
俺のカノジョになってほしい」

「私でいいの?おはようとおやすみのLINEはして欲しいしワガママかもしれないよ?」

「ある程度なら大丈夫だか、むしろ俺の方こそ迷惑かけるかもしれない公務員だし転勤もあるから」

「愛莉は全然LINEくれたら嬉しい寂しがり屋だからLINEくれないと寂しくて泣いちゃう(笑)」

「なら泣かせないように頑張るよ。」

「うん」

「これは現実だよね?」

「現実だ。ほっぺつねってみたら?
俺も愛莉にとって大当たりの
カレシになれるよう心がける」

もうすでに大当たりだよ!今までも!これからも

大当たりだよ!私の1番の大当たりな好きな人だよ!

「ほっぺ痛かった(笑)現実だね」

「愛莉なら浮気される悲しみをわかっているだろうからその点心配ないからな。
俺も浮気はしたくないし、されたくないからさ。」

「浮気なんかされたらもう、
死にたくなるほど悲しいよ…」

「だよな」

「もう浮気されたら心が持たない。」

「で、答えは?」

「私で良けれはお願いします」

「こちらこそお願いします」

「聖夜に告白されたの初めて、」

「これで一安心」

「なんか心配してたの?」

「うん。ヒロに取られてしまうのではと心配してたんだ」

「そうなの?」

「怖かった。」

「夢みたい」

「だね!」
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