運命ノ黒イ糸
神社
先生に甘えて話を聞いてもらって、また泣いて。


それでもあたしの胸にはポッカリと穴が開いた状態だった、


今日の昼間に振られたばかりなのだから、こればかりはどうしようもない。


真っ直ぐ家に帰り、そのまま自室のベッドにダイブした。


約1年間カオルと付き合って来て、本当に色々なことがあった。


最初は恥ずかしくて手も繋げなくて、学校内ですれ違うと互いに照れて俯いて。


徐々に慣れてきてからは、2人でいろんな場所へ出かけた。


水族館に遊園地に動物園。


博物館にも行った、


移動手段も自転車だったり、バスだったり、電車だったりして、飽きることがなくて本当に楽しかったんだ。


思い出すとまた目の奥が熱くなってきて、あたしは枕に顔を押し付けた。
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