この結婚の行方は・・
E**式・二段

色々あったが・・・・

   ・・冒頭に戻る・・



簡単な神前式を済ませ
パーティー形式の披露宴・・会場へ・・・

パーティーの出席者の殆どは
安田関係の人達・・

私の方は、祖父母のみ
私は、職業が医師であるので
出席者がいなくても
誰からも何も言われる事はなかった。

彼に安東さんから連絡が入り
「悪いが、抜ける」
「はい。」
「会長へは、会場のスタッフから
伝えてもらう。」
「わかりました。」

そう・・私の顔を見ることもなく
いい放つこの男。

はぁ・・私は人知れずため息をつく

誰の為の、何の為のパーティーやら

お客様のお見送りは
私と会長で行った。

「穂乃華さん、すまないね。」
「いいえ、お仕事ですので。」
と、にこやかに答えると
会長は、嬉しそうだった。

すべての方をお見送りをして
私はスタッフ方の手で
ドレスを脱がされて
綺麗に元に戻してもらった。
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