これからもずっとこの初恋を
重たい気分と身体
あぁ、しんどい。
昨日の出来事があってから気分は重いまま。
そのせいでか体もだんだん重くなってきた。
どうしてだろう。
起き上がるのが辛い。
「めい、起きなさい!」
そう言ってお姉ちゃんが部屋に入ってきた。
「お姉ちゃ……」
「あら、起きていたの?なら返事くらいしなさい」
「うん、ねぇ……ちょっと、待っ……て」
「え?どうしたの?」
そしてお姉ちゃんが近づいてくる。
「あれ、あなた顔が…」
お姉ちゃんの手が徐々に近づいてくる。
そしておでこに手を当てられたと同時に私は意識を手放した。
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気づくと私はおでこに冷やしたタオルが置かれていた。