きらきら光る
きらきら輝く未来
「す」「き」
ほとんどが息で声にならない声を絞り出して伝えてくれた陽咲を抱き締めたのは泣きそうだったからだ。

泣くなんてカッコ悪すぎる。


そんな想いを飛び越えて込み上げるものが大きいのは彼女への想いが自分で思う以上に大きいから。


やっと


やっとこの手に掴んだ。彼女の今も。未来も。
< 210 / 231 >

この作品をシェア

pagetop