大学入学を機に、田舎を離れ一人都会へと越してきた神前真。
 引っ越しの作業を終えた夕刻、辺りを散策していて辿り着いた路地裏。そこに一つ、変わった空気を纏う小さな店があった。

《桐島記憶堂》

 訝しみながらも、アルバイト募集中の札を見つけるや、足は自然と店内へ。
 店主・桐島藍子に話を聞くと、ここは店の名前通り、お客様の”記憶”を取り扱っていると言う。
 尋常ならざる観察眼に記憶力、しかし明るく優しい藍子に惹かれ、真はそこでアルバイトをすることになるのだが……。

 たまに真面目でたまにふざけて、たまに泣いて――。
 盛りだくさんな内容でお届けする、ちょっと変わった日常ドラマ。

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