キミの1番になりたくて
桜の花びらが舞い散るなか
俺鈴木拓也と、ハル菅原悠生とは、春休みに出会った。
バスケでそれなりの実力かあった俺は、スポーツ推薦でそうそうに進学先が決まっていた。

中学校の先輩がいたこともあり、俺は春休みからバスケ部の練習に参加させられ、同じようにハルも参加していたのだ。

人懐っこい笑顔で空気をとっても読めてしまう俺は、先輩たちともすぐに打ち解けて、無口でどちらかといえば無愛想なハルとは対照的だったが、俺たちは気が合いすぐに仲良くなった。

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