「ただいま。」


家に帰ると、慌ただしい足音が聞こえる。

帰っていたんだ。

この足音だから、あの人だろう。


「…おか、、え、り。」

「無理して言わなくていいよ。」

「びしょ濡れじゃない。
早くシャワー浴びて、温って…。」

「誰のせいなんだろうね。どの口が、そんなこと言えるの。」


私に対して、どうしてそんなことが言えるの。


「和、」


和は、私の恋人だった。


この作品のキーワード
恋人  信じない  好き  嫌い    別れ  事件  記憶喪失