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「いらっしゃいませ~」


店員さんが温かい声で迎え入れてくれる。


「あ、連れがいます。」


窓際に座っているお姉ちゃんを発見する。


「承知しました、では、ゆっくりおくつろぎ下さいませ。」

「ありがとうございます。」


私は、和の手を引き、窓際まで足を進める。


「…なあ、連れって。」

「ねえ、和?

どうして、話そうって言ったか分かった?」


自分が思う以上に、暗い声が店内に響いた。


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恋人  信じない  好き  嫌い    別れ  事件  記憶喪失