忍たま乱太郎☆は組の期待の星の段
序章の段

拝啓、前世の家族様。
僕は生まれつき心臓に病を持っていたために激しい運動は禁止されてしまい病院生活が殆どでした。

毎日本を読むばかりでいつもが退屈な毎日だった。布団から出られない僕はもう死んでいるのと同じだと感じ始めていた。
それでも頑張って病気と闘っているのに‥‥神様は理不尽にも、僕の人生に終わりを告げた‥‥。

それが10の年頃だった。

寧ろ、10年生きられただけでもすごいと自分で自傷気味に笑った。

でもそれは‥‥あくまで「前世の記憶」の中での出来事だ。

今の僕は違う‥‥

何故なら500年前の過去の時代で僕は毎日を健康な体でそれでも必死に生きている‥‥これは僕の人生の物語なのである‥‥。
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