とある寒い冬の夜。1人の少年は和服姿で、少年が通う学校の屋上のフェンスに立ち、街を眺めていた。

空に浮かぶ月が彼を際立てるように照らしていた。彼は、深いため息を吐く。冷たく、白い息が彼の口からもれた。

「……今夜はいつにも増して悪霊が多いな」

彼は、月明かりに照らされてキラりと光る刀を空に掲げた。

もう一度、ため息をついた彼はフェンスを思い切り蹴り、空を飛んで闇に吸い込まれるように消えていった――。

その日から数日間、彼の姿を見たものは居ないと言う。


『星と太陽に魔法の歌を』×『小さな春が描く未来へ』

『星と太陽に魔法の歌を』は『陸章~魔法の体験会と花火大会~』、『小さな春が描く未来へ』は『能力者の僕らは、大きな決断をする』の辺りの時間軸になっています。

また、流血描写があります。ご注意ください。

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コラボ  魔法  友情  悪霊  退治  バトル