ハレルヤ王国の若き女王
アルベルティーナ
前国王の父親の勧めで、そろそろ本気で結婚を考えるように。だが、一人娘なので、結婚するには婿養子をとらなければならない。
そこに現れたのは
「――――安心しろ。婿入り先としては、この国も女王も、悪くない」
海を挟んだ南の隣国の九番目の王子
ファビオ
そしてもう一人
「――――僕と結婚して下さいませんか?」
西側の小さな隣国の第一王子
ルイ
しかしアルベルティーナの心には
幼馴染みのクラウス
と遠い昔に交わした大切な約束があった……
「あの頃と何も変わってない……私は今でもクラウスを守るよ」
「……あの頃とは違う。お前が守るのは、この国の国民だ……お前は『女王陛下』なんだから」
アルベルティーナがお婿さまに選ぶのは誰……?
2019/05/06~5/24
- あらすじ
ハレルヤ王国の若き女王アルベルティーナは結婚適齢期。立場上、そろそろ婿取りをしなければならなかった。しかしなかなかその気にならない彼女の前に、お婿さま候補の王子が二人現れる。それぞれ個性の違う王子に翻弄されるアルベルティーナだったが、実は彼女の心には幼馴染みクラウスと交わした大切な思い出があった。アルベルティーナがお婿さまに選ぶのは、三人のうちの一体だれなのだろうか……?