“どうして、一緒にいるのか…”
昨夜の総長の言葉を思い返しながら、私はフラフラと道を歩いていた。
それは“すべて総長のため”。
例え、その距離が少しだけ近づいたとしても…
もし、総長が私を許してくれる日が来たとしても…
私の過去と罪が消える訳ではない。
総長は優しいから
私自身が、それを勘違いしないようにしないといけない…
私から、総長に何かを求めるなんて…、出来るはずがない。

必要な日用品と、今日の食事の材料を買った帰り道。
よく晴れた空が眩しい。
ここ最近、何故か寝ても寝ても、疲れが取れないような気がする。
「おい」
背後からかけられたそんな声に、私はゆっくりと振り向く。
何となく予想した通り、3人程の不良らしき男が立ってこちらを見ていた。