これより数日前の夜、合コン当日の主役二人のために、四人の男女がとある普通の居酒屋に集まった。

彼らは皆、各々既に二人の事情を聞いており、“恋のキューピッド”よろしく、ビールジョッキ片手にワイワイ策を練っていたのだ。

「で、俺らがキス写真を、アイツの部屋の見つけ易い所に隠したってぶっちゃけたら、丸くおさまるんじゃね?」

そうなのだ。

煌太の○○県庁の同僚達が、仕事が出来て女性にもモテモテな彼をやっかんで、彼女であった麗香が見つけたならば、少々揉めるだろうという、軽い気持ちからやったことだった。