。。折れた羽根、虹の架け橋。。②

癒しを求めてーーーー。*黒side*

どうか、許してーーーー。


だってさあ、警察になるってのは遊びなんかじゃない。

遊びで、始めたわけじゃない。
きっかけは、舞ちゃんだったけどね。

だけど勉強していくたびに、楽しくなってきて。
だけど皮肉にも、初めて手錠を嵌めた奴は、"仲間"だった。




ずっと、仲良くして来た仲間だった。


「ごめんね、あげはちゃん。

あげはちゃんの大切な人、奪ってごめんっ」








「嫌いっ、黒なんか嫌い!!」




君の為に想った事が、結果ーーーー
泣かした。


俺は、あげはちゃんを解放して部屋を出て行った。







「黒ーーーー?

どこいく?」





「うんーーーー。

ごめん、白。

あげはちゃん、よろしく」


「ちょっ」

バタンーーーー。




ダメだなーーーー。

"嫌い"がこんなに痛い言葉なんて、思わなかった。


癒せる場所に、行きたい。
気づいたらスマホをタップした。



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