。。折れた羽根、虹の架け橋。。②
ガハッ!!
マトモに聞こえてしまった声に、黒と目を、合わせた。


「ーーーーしてる?」


黒の言葉に殴りたいのを、必死に耐えた。

「それ以外に、なんかある?」

あの柔らかな声。



「やだ!!龍、今日はやだっ!!!」


ーーーー何、無理矢理なんじゃないか?

そう思ったら身体が動いていた。

俺を追うように、黒もいた。
その顔は険しいーー。












「何してるわけ、龍っ」





入った部屋。


泣いてるあげはーーーー。



「ーーーっ、白っ」

ほら、諦められるとか無理だから。

泣いてるあげはがいるんだから、無理。

「好きだからしたい。
ダメなわけ?」




はあ?
正気か?

あげはを見たら少し服が乱れてる。
ポロポロ、と涙を流していた。

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