ゴンドール森の魔女リュシカ。
モリソン川
モリソン川。

リュシカはゴンドール森に戻ると再び自分の館へと戻った。

リンゴ酒でした。

「ミモザに届ければ良かったわ」とリュシカは独り言。

夏日だ。

「さて書類の審査をせねば」

書類は並列で増えていきます。
一方でそれを処理する人材は直列でしか増やせないのでした。

膨大な書類がありながらそれが埋もれているのは一つはそれらが一因でした。

(時間は有限か)

とリュシカは思います。古ぼけたゴンドール森の館。

リュシカが必要とされているのは魔術学院にとっても当たり前なのでした。

教育を受けた人間。
それが必要だったのですから。
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