私は彼氏がキライです!?〜クラスメイトとLOVEバトル〜



キキーーーっっ!!


けたたましいブレーキ音が鳴り響いて自転車が止まる。



私の体は、勢いに付いて行けずに、思い切り倉橋の背中に激突した。




「いった・・・」



涙目になって鼻をおさえる私を、振り返った倉橋がニヤリと見下ろす。



「お前、自分が言った言葉に責任もてよ?」




あっ・・・



私、何て言った??



「そっそんな、卑怯だよっ!!今のはなしっ!!」



「無理っ!俺、ちゃんと聞いたしっ!!俺を騙したらどうなるか・・・分かるよな?」





最低ーっ!!



「分かったわよっ!!絶対後悔させてやるからっ!!」



正に売り言葉に、買い言葉・・・。



本気で自分が嫌いになりそう・・・。




.
< 20 / 488 >

この作品をシェア

pagetop