『明けない夜なんてない』


なんて言うけれど、私にはそう思えなかった。


ずっと辛くて苦しい今から逃げ出したかった。


「じゃあ、2人で逃げようか」


そんな提案をしてくれたのは、学校で人気者の君だった。


「絶対に凛月を連れ去るから」


憂鬱だった夏休み、私は彼と現実逃避の旅に出る。





どうか、あなたの夜が明ける日が来ますように。

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