白衣の先生に恋しました。
助けて…先生…
「ただいま」


「おかえり」


「おかえり、陽奈」


いつもなら自分の部屋に行く私が
リビングに直行した為、お父さん達は驚く。


「何かあったか?」


「えっと…」


「ほら、そこに座れ」


「うん…」
「あ、あのね…私の気持ちを聞いて欲しくて」


「陽奈の気持ち?」


お母さんも空気を読んだのか椅子に座った。


「私、お母さん達のことすごく好きだよ。
尊敬もしてる」


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