両手のひらを打った。

つま先で水たまりを蹴飛ばした。


目を閉じていても君の瞬きの回数がわかるほど

ずっと、いつも、いちばんそばにいたはずなのに


もう、君のそばで鳴らした音の名前が

わたしは思い出せない。


end→2019-07-21