恋の駆け引き~イケメンDr.は新人秘書を手放せない~
ボスのマンションは本当に良い環境で、仕事がはかどった。
順調に進みすぎて、つい朝方まで仕事をしてしまった。


トントン。
いきなりドアがノックされ、
「はい」
思わず開けた。

怖い顔をして、睨んでいるボス。

「まさかと思うが、徹夜か?」
「いえ、今から寝ます」
「4時だぞ」
やっぱりまずかったかあ。

「副院長こそ。こんな時間に、」
「俺はトイレ」
はー。

「ちょっと来い」
ああ、また叱られる。
< 19 / 127 >

この作品をシェア

pagetop