幕末パラレル物語
銃声は静けさとともに
永倉side


「天李ー、今日の朝餉はなんだー?」


「ご飯とたくあんと、あと…きんぴらごぼうを作ってみたわ」


「おお、そんな物も作れるようになったのか!頑張ったな!」


左之が嬉しそうな天李の頭をくしゃりと撫でる。


天李が壬生浪士組にやってきて、1ヶ月ほどが経った。


この1ヶ月、色々あった。


1番大きな変化は、やっぱり…。

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