月日が過ぎて三年後。


 梅雨の時期が過ぎて暑い夏がやって来た。



 寝室で目を覚ました風太。

 隣を見ると風香はいない。


 蒼汰はため息をついた。

「風香の奴、またソファーで寝ているのか? 」




 リビングのソファーでは、タオルケットにくるまって寝ている風香が居る。


 3年たって髪は肩まで伸びて、ほっそりしている風香。

 スウェットを着てねている風香は、少しだけやつれた様な顔をしている。



 蒼汰が寝室から出てくると、風香も目を覚ました。


 時計を見ると7時。

 今日は颯太も休みでのんびりできる日。


 起きて伸びをした風香。


「おはよう、風香」


 蒼汰に声をかけられ、振り向く風香。

「おはよう。すぐにご飯作るね」


 いつもと変わらに風香。

 だが、颯太はどこか不満げな顔をしていた。