夜間アイスクリーム飛行

あらすじ

夏の夜。
台風一過の前日。
雨が激しく降り抜く午前3時過ぎ。
近所のコンビニに、糖分を求めて私は屋外へ出る。
安物の透明なビニール傘を前方に構えて足元を確かめて。
雨粒の吹き抜けていく様をビニール越しに見ると、まるで飛行機のコックピットにいるみたい。
私はさもおんぼろセスナ機を運転しながら飛ぶように、傘をくるくると回して歩き出す。
それはまるでアイスクリームが欲しい乗客を乗せているかのようだった。

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