【全巻完結】愛は惜しみなく与う①
烈火総会
----------

夕方に朔から連絡があった。
大事な話があるから、新の家に来いと。


「恵美ちゃんごめんね?俺用事できたし行かなきゃ」

「えーー?慧くん夜まで一緒にいてくれた事ないじゃん。てゆうかあたし、絵里だし」


サイテー
そう言って女の子は部屋を出て行った。

だって誘ってきたのそっちだし、興味ない子の名前は覚えれないよ


朔の呼び出し

なんとなく泉のことだろうな、と思った

俺たちの総長は強くてカッコよくて、人望がある。カリスマって感じ


ただ今回の杏ちゃんの件で、人間らしいところが見れた

いつもは完璧の総長が杏ちゃんの言動でイラついたり喜んだりしている。


朔や響は、泉が女の子と話すのは見たくないと言っていたが、俺はいいと思う。

5年…
5年って長いよな
そんな長い期間、烈火の為に泉は尽くしてくれた。

だから別に女の子と遊ぼうが、好きな事しようが、いいと思う。



だってそれくらいで泉が強いことは変わらないから

< 123 / 425 >

この作品をシェア

pagetop