諒太はマジないです…ここまであり得ないヒーローも初めてです。ある意味あり得なさ過ぎて是非読んで下さい。パワハラ・モラハラ、犯罪レベルです。春香の嘘を信じこんで「春香さんの幸せの為に君が邪魔しない様に君と結婚する」の台詞は史上最低の台詞です。そんな春香と出来てた忍も終わってます。余りにも強烈過ぎるヒーローです。是非読んで下さい。

一方を信じ込んでヒロインに辛く当たるヒーロ
ー。あんなに信じてくれなかったのに手のひら返しで溺愛する姿にドキドキよりあんぐり。
捨てて逃げてよし！！

最初は面白そうと思ってたけど…
お見合い相手に、失礼な態度をとられたり、言葉を言われても、言い返す事もなくウジウジ考えてあっさり結婚。
姉の数々の嫌がらせも、普通なら許せる範囲ではないのに、あっさり許す。普通は絶縁だよ。
独裁的な経営者の祖父の経営する会社よりも、フランスの親戚の農園の方が大きいのだから、結婚したくなければサッサと逃げればいいのに。
読んでて支離滅裂な感じがしました。
それでもって、最後は丸く収まり、みーんなhappyって、どんだけ、ご都合主義なのかな。
描写の説明も長くて、現代版　橋田壽賀子先生かと。

こんなに感情移入できない作品は初めてでした。
惣領さんの作品は大好きで全部読ませていただいてますが
ここまでイライラした主人公は覚えがありません。
諒太はもちろんですが、彩実の無神経さには終始イライラしっぱなしでした。
登場人物全てが有り得ないくらい性格悪いし（飯塚さん除く）
楽しみで読んだのですが、読後感が悪く残念でした・・・。