私は、聡子の言葉を聞いて頭の中が真っ白になった。

一体どう言う意味?
臨時休校になっている?
連絡網も回っている?

聡子は私に連絡網が回っていない事に驚き、すぐに家の中に入る様に招き入れてくれたが、私の思考と行動は上手く働かない。
その場に立ち尽くして動けないでいた。

聡子はそんな私を見て困った顔をしたものの、すぐに家の中に入り、お父さんらしき人を連れてすぐに出て来た。

「今から学校に行っても誰も居ないし、風邪ひいちゃうよ。
お父さんに送って貰うから、家に帰ろう」

結局私は聡子のお父さんに車で家まで送って貰ったものの、帰宅してからも思考が停止したままで、しばらくの間家の前で立ち尽くしていた。

私に気付いた母が驚いて家の中に私を連れて入ったものの、私の記憶はその時点でもうあやふやになっていた。

吹雪の中外でどの位居たのかすら分からない。
母が私を見つけた時、私は軒下に居たものの座り込んでいて、その身体の上には雪が降り積もっていたらしい。

病院に行くにも、私もこの時点で発熱していたのかなかなか思うように身体も動かない。

母が私を急いで着替えさせ、部屋の暖房を入れてホットミルクを作ってくれた。