「嫌だ。おうち帰る。」

「だめだ。それは許さない。」

「一樹さんのわからずや。だいっきらい。」
半ば逆ギレで、興奮する。

「嫌いでもなんでもいい。今は治療が必要。」

完全に自分が悪いのはわかってる。でも娘から離れるのも、一樹といれないのも辛かった。



「おーい喧嘩はだめだよ。日暮さんたち。」と天川先生が、入ってきた。


「菜々実ちゃん気持ちはわかるよ。でもね一樹の言う通り。さっきも苦しかったでしょ。命に関わるんだ。しっかり治しなさい。」


2人に言われて。大粒の涙は余計に溢れ出た。