完璧人間サマは私に夢中。
お仕事とテスト
風薫る5月に入り、学校にもだいぶ慣れた頃。
放課後にレオ先パイから収集がかかってカレンちゃんと生徒会室に向かう。
「そういえばカレンちゃんって
どうして生徒会入ったの?」
「決まってるじゃない。
人を見下せるからよ。」
「え…。」
「生徒会ってだけで大きな顔ができるわ。
それに無能な人を有効活用するには
アタシみたいな優秀な人がやらないと。」
す、すごいな。
ナルシストに入るのかわからないけど、相当な自信家のようだ。