国王陛下に溺愛されて!?~メイド騎士の攻防戦~10/11に大幅修正完結済み。

私は、怒っていると国王陛下は、
「うーん。何を言っている?
俺の専属のメイドなら一緒に寝るのは、
当たり前だろ」と平然とした顔で言ってきた。

はぁっ!?何を言っているのよ?
確かに私は、専属のボディーガードとメイドのため
寝室は、隣のソファーを使わせてもらっていた。
昨日は、国王陛下が寝室で公務の仕事をしていたため
私は、ソファーに座って待っていた。
しかし、途中で寝てしまい……この状況になった。

「途中で寝てしまったことは、
申し訳ありませんでした。
しかしだからと言って、わざわざ私を
抱くことはないじゃないですか!?」

これで何度目なのよ?
すると国王陛下は、にこやかに笑うと
私の腕を引っ張り覆い被さってきた。

「俺が抱きたいと思ったから抱いたまでだ。
それよりも一度寝たら起きない体質は、
騎士としてどうなんだ?アイリス」

「うっ……それは……」

「まぁ俺は、その方が助かるけど。
大人しく抱かせてくれるし……」

そう言いながら首筋にキスをしてきた。
胸をまぐりながら慌てて止めようとするが
上手く力が入らない。くっ……。

「心配するな。寝ていなくてもたっぷりと
可愛がってやるから」

にこやかにそう言いながら強制的に朝から
散々抱かれてしまう。そして行為の後。
国王陛下と一緒にお風呂に入った。
騎士であり、専属のボディーガードなのに
この状況は、いかがなものか?

普通ならボディーガードとして入浴の時も
近くで敵が居ないか常に監視して
お守りをするのが当たり前だ。だが今の私は、
散々抱かれてしまい、まともに力が入らず
国王陛下の膝の上で湯船に浸かっていた。

「いい湯で、気持ちがいいなぁ~アイリス」

「……そうですね」

「何だ?元気がないなぁ~アイリス。
もっと体力をつけないとダメだぞ?」

誰のせいでこうなったと思っているんですか!?
私は、心の中でそうツッコミたくなったが
もう文句を言う気力もおきない。

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