「美鈴。こんな卑怯で情けない僕だけど、美鈴のことがどうしようもないぐらい好きなんだ。まだ手遅れじゃないのなら……美鈴がまだ僕のことを想ってくれているのなら、僕と付き合ってくれないか?
いや、言い直しをさせて。
美鈴を手放したくないんだ。ずっとそばにいて欲しいんだ。
僕と、結婚してくれないか?」

ずっと溢れ続けていた涙が、さらに溢れ出した。
たまらず彼に抱きついていた。

「私……私、またあなたのことを啓太さんって呼んでもいいんですか?あなたの横にいていいんですか?」

「美鈴!!」

啓太さんも力いっぱい抱きしめ返してくれた。

「もちろんだ。僕がそばにいて欲しいと思うのは、今もこれからも、美鈴だけなんだ」