お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。
幼なじみはとても厄介。
とある休みの日の出来事。
ようやく一人暮らしも慣れてきて、平穏な日常が続いていたのに事件発生。
まだ朝方で、ベッドでスヤスヤ寝ていると部屋のインターホンが鳴った。
「ん……」
スマホで時間を確認したら、まだ朝の7時半。
こんな時間にいったい誰だって。
寝起きのせいでボーッとする意識の中、無用心にも誰か確認せずに扉を開けてしまった。
「おせーよ出てくるの」
目の前にいる人物を見て思考が数秒停止。
そして、すぐにハッとして玄関の扉を閉めようとしたけど、時すでに遅し。
「おいおい、なんで閉めようとすんだよ」
「な、なんで千里がここに!?」
「一人暮らししてるお前の様子見に来てやったんだよ。とりあえず中に入れろよ」
「えっ、ちょっ!!勝手に入らないでよ!!」