幼なじみの不器用な愛情
第八章~乗り越えられない壁~
『新一年生。こりゃ怪獣だな・・・』
『大変なんだね。頑張って。』

『疲れた。やっと一週間。花屋って何曜日が休みなの?』
『月曜日だよ。私は水曜も休み。』
『そっか。』

『道端に咲いてた花。かわいくてつい撮っちゃった』
『かわいいな。華は何の華が好き?』
『誤変換!』
『華と花。紛らわしい(笑)』
『ひどい』




他愛もないメールのやり取りをするようになった二人。
少しずつぎこちなさがなくなっていった。
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