「お礼に何が欲しいかって?」

「…はい。
大した事は出来ませんけど…」

「なら、紗良が欲しい」

「へぇ?」


眉目秀麗な彼の
蠱惑的なその瞳に
捉えられた瞬間

私の心音は加速していき
戸惑いは全身に広がっていく。

それは私の完全敗北を
意味している。

「都合のいい女に成り下がるな。
紗良は俺が唯一、認めた女なのだから」


今日も彼は強気な言葉とは裏腹に
戸惑う私に極甘なキスを落としてくる。

2019.11.29〜


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