危険なキミの溺愛
「う…ん。まあ、普通…」



「そか。そこのソファで寝ただろ?風邪ひくといけないから俺の部屋に運んだ。大丈夫ならいーけど」



中川くんの部屋に!?



ってことは、中川くんのベッドで寝ちゃったの?



そういえば、お風呂に入った後…髪を乾かす前に眠たくなって…ちょっと、寝転がったような気もする。



私のバカ…そのまま寝ちゃったんだ?



「中川くんのベッドを取ってごめんなさい!そのまま放っておいてくれてよかったのに」



「あれ、覚えてない?一緒に寝たの」



…はて?



え、まさか。



「運んで行くだけのつもりが、俺のこと離さないから…」



う…うそっ。



私が!?



「積極的でびっくりした」



なにが!?



それ、私なの?



ぜんっぜん覚えてないよーっ!!













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