メリークリスマス!
結婚のその先に~啓吾と栞菜~
「しーっ」
寝室に入った啓吾に向かい、栞菜が言った。
「了解」
小声で返事をした啓吾はそっと栞菜の横に向かう。

「天使だな。本当に。」
「うん・・・」
そこには二人の子供が寝息をたてていた。

「今日もお疲れ」
「うん。」
起こさないように小声で啓吾がささやくと栞菜は啓吾の肩に自分の頭をのせた。
「パパも」
「・・・ふふっ」
「なに?」
「やっぱりいいな。パパって響き。」
「うん。」
「早くお前もそう呼んでくれよ~」
啓吾がつんと寝息を立てる赤ちゃんの頬をつつく。その表情は優しさに満ちている。
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