―――桜田門―――
第一部-――警察―――

第一章 仕事

―――
―――今、鈴木連は家で眠っていた。警察官でのやる事が終り、事業の処理をしている所だ。
残業でもしないと、生活が苦になってしまう―――。彼女は家族と一緒に暮しており、警察官としての職務を全うしていた―――。これは―――不正がないか、悪い事はないか、それを調べる所であった―――。彼女の御じい様は鈴木康則と言い、警視総監でもある―――。
警察も警察であり、今、丁度給料を貰いに行く所だった―――。それが―――連はアラームがきており、携帯に受信があった―――。警視総監もそこにいた―――余程の事なんだろう―――。
「―――本当に・・・警視庁が近くて・・・良かったわ・・・」
―――全く・・・私・・・給料日だって、忘れてたわ・・・
仲間たちも良く、この時間まで、自分たちの話を聞いてくれた―――。連は一緒に働く人を見付け、その中から、良い人を見付けて、恋人にしようと思っている。鈴木連には、早川仁という義兄もおり、彼は今、姉と一緒に伊太利亜にいる―――。イタリアにいる姉の旦那であり、早川仁でもある―――。姉も良くファッションを続けて居られると思う―――。本当に彼女は、早川仁の義妹になれて嬉しい。その反面、ちょっと羨ましい。何故かというと、彼女は恋をした事がない―――。
誰かを恋愛として、大切にしたいとか、誰かを本気で好きになった事がない―――。連は姉に良い人みつけなさいと、しょっちゅう言われており、二十歳の時に、お見合いした事もある。
だけど、良い人かと思っていたら、既に、結婚している人でもあった―――。結婚なんて―――そう思っている時が、一番辛い―――。
そう―――これは彼女のショックな話だった―――。
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