蘭蝶 短編集
少しだけ、ピリピリ感がなくなった幹部室に美玲と伶が戻って来た



「少しは、マシになったみたい…?」



「ホントに少しだけな。」



私と陣の様子を見て感想を述べた二人にやっぱりわざと二人にさせたんだと確信する



「ただいま~」



と元気に入って来た湊はいつもの空気と何か違う事を感じ取ったのか、空気が軽くなってる!とすこし感動していた



「まぁ、これで、一歩前進…かな?」



嬉しそうに呟いた美玲がつぶやいたのだった



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