もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
ぶっつぶしてあげる。





『ふ・く・しゅ・う』




『幼い頃の傷って意外と深いんだよなー』





ハヅキは私のことが大嫌いで。



今でも隙あらば私に仕返ししてくる。





そう。




嫌いだったはずでしょ?






でも、あの頃たしかハヅキは






『さぁちゃん、ぼく、さぁちゃんのことだーいすき!』





わたしのことが大好きだったよね。






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